モーリス・アンドレさんの思いで

query_builder 2016/02/27
ブログ
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「私のモーリス・アンドレさんの思いで」ということで書いてみたいと思います。
 
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1970年代後半から80年代前半は、私がトランペットのプロを目指し東京でトランペットと音楽の勉強に明け暮れていた時期で10代後半から20代前半の頃になります。
 
何か大昔の話ですよねぇ~。(笑い)
 
そんな青春時代のある日のこと、芸大奏楽堂でモーリス・アンドレさんの公開レッスンが行われる、ということで同じトランペットの友人と一緒に見に行きました。
 
私は芸大(東京藝術大学音楽学部)生ではなかったのですが、芸大生にも友人がいて、呼んでくれたのです。
 
芸大の奏楽堂は歴史がある音楽堂で、明治の香りがする奏楽堂なのです!
 
にこやかな様子で、(実際笑顔で登場されました)ステージに出てこられ、いきなりリップスラーをされました。まだまだアンドレさんも若く油の乗り切った頃でしたのでアンドレさんの「音」を直に聴く事ができとても興奮し、感動したことを良く覚えています。
 
地方にいたら絶対巡り合うことのなかった、私にとっては素晴らしい体験になったのです!
 
この公開レッスンまでにアンドレさんのレコードも数枚持って聴いていましたし、私のトランペットの先生である祖堅先生からもアンドレの演奏を聴くことを勧められていましたので、感激もひとしおでした。
 
また、トランペットの「音」に対しても「本物」がどういうものか、ということを実感できたのです。
 
今日は、このモーリス・アンドレさんの演奏を一つ聴いて下さいね。
 
曲は、Maurice Andre Telemann Trumpet Concerto in D  
テレマン作曲 トランペットコンチェルト ニ長調です。
 

ピッコロトランペットでの演奏なのですが、トランペットはこんな「音」なんだ!と思うのです。
 
演奏技術や音色も素晴らしいのですが、公開レッスンでバロック音楽の演奏においてのリズムの感じ方についてアンドレさんが話されたことがとても印象に残っています。
 
どういう内容だったのか、と言えば、バロック音楽はお腹でリズムを感じ取って演奏しなさい、ということでした。
 
ちょうどこの時期、私もバロック音楽をトランペットで吹くことが多かったのです。
祖堅先生からは、曲想やブレスコントロールについて、バロック音楽についてなどレッスンで教えてもらっていたのでなおさら心に残ったのだと思います。
 
バロック音楽は4/4と書いてあっても8分音符を感じ取って吹かないと行けません。8beatなのですね。この8beatをお腹で感じ取って吹くということなのでした。
 
 
私が音楽を勉強していた1970年代後半から80年代前半は、色んなジャンルの音楽が日本国内でも海外でも一度に「ニューサウンズ」みたいに出てきていた時代だったように思います。
 
国内では、グループ・サウンズが下火になりフォークソング(かぐや姫など)やアカペラコーラスグループ(ファイファイセットなど)が出てきたり、世界的にイージーレスニングが流行り、私もJALのジェットストリームなりFM番組を良く聴いていました。
 
また、映画音楽にもオーケストラが使われスター・ウォーズのテーマ曲はなんとBBC交響楽団の演奏?だったように思います。
 
ジャズにロックの要素を取り入れたジャズロックが出てきたのもこの時代だったと思います。トランペットではメイナード・ファーガソンさんが超ハイトーンプレイで有名になりましたしチェイスというグループもトランペットのハイトーンの演奏で有名になりました。
 
今振り返って見ると私が青春を過ごした時期は、新しい?音楽が溢れていた時代だったように思います。
 
今日は、モーリス・アンドレさんの思いで、ということで1970年代後半から80年代前半のことも合わせて書いてみました。