B♭管トランペットの高音域の練習方法について

query_builder 2016/03/12
ブログ
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今回は、B♭管トランペットの高音域の練習方法について、ということで書きますね。
 
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前々回だったと思いますが、B♭管トランペットの音域について楽譜も示して書きましたが、まだ読んでいない方は、まずそちらを読まれて下さいね。
 
少しだけ前々回の復習をするならB♭管トランペットの音域は、B♭管トランペットのハ長調の音階で約2オクターブ半だと言うことです。
この2オクターブ半の音域の中で高音域の音とは、五線一番上のソ~ド(普通皆さんが言ってるハイC)を言います。
 
ハイCより高い音は一般的にハイトーンとかハイノートと言われている音域でジャズやポピュラー音楽では結構使われている音域ですね。
しかし、低中音域の音がしっかり出せていないのに、高音域の練習をする事で逆に今まで出せていた音域の音まで出せなくなる可能性が大きくなります。
 
何を言いたいかといえば、低中音域の音を安定して出せない人は高音域の音を出す練習はやめて置いたほうが良い、と言うことです。
低中音域の音を安定させるための練習を行い、この音域の音がちゃんと出せるようになってから高音域の音を出す練習を始めて下さい。
ですからB♭管トランペットの高音域の練習方法では、初心者のかたでもより中級者の方に近い、中級者と言ってもいいぐらいの方に実践して欲しいと思います。
 
では、早速今回のテーマである「B♭管トランペットの高音域の練習方法」について書きますね。
 
 
高音域の練習をする時に一番注意してほしいことがあります。箇条書きにしますね。
 
1.練習の最初から高音域の練習をしない
 
2.十分に「唇を休ませる」ための休憩時間をとる
 
この2点は是非守って下さい。
 
一つの例として書きます。
 
今日から高音域の練習に入る、という前提です。
最初は必ず、いつでも、どんな時でもしなくては行けないのは、ウォーミングアップです。
高音域の練習をするから、ではなく、このウォーミングアップはいつでも丁寧に十分に注意を払って行うべきです。
 
ウォーミングアップでは、大きな音で吹かない。
小さめの音でブレスをしっかり取ってスラーで吹くき、中低音域の低音域から始め、徐々に音域を広げる。
ウォーミングアップは5分~10分ぐらい。くちびるがマウスピースになじむようにする。言いかえれば、くちびるがトランペットで音が出る状態にしてあげること。
 
次に同じように
中低音域の低音域から始め、徐々に音域を広げる練習を下のように行う。
テンポは 60 で。ロングトーンは8拍、リップスラーは4拍。
 
   (1)半音階 のロングトーン    ⇒   (2)やさしいリップスラーをする ⇒  (3)半音階での上行形でのロングトーン
 
ロングトーン1 やさしいリップスラー  ロングトーン2
 
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やさしいリップスラーとは、
 
音域で言えば・・・五線の第2線上のソから下降形のリップスラーで全音符(4拍)、半音階の下がるリップスラー
と最低音ソ♭(♯ファ)からの上がるリップスラー
 
ここで唇を休ませるための休憩を必ず10分~15分は取ります。
(3)の半音階での上行形でのロングトーンは慣れるまではかなりしんどいはずです。
 
 
しっかり唇を休ませた後に行うのが「フィレキシビリティ」の練習です。
 
このフィレキシビリティの練習とは何なのか。
 
フィレキシビリティは、リップスラーの一つです。
 
リップスラーの練習自体に唇の柔軟性を高める効果があるのですが、フィレキシビリティでの練習では音域を広げ、この広い音域での唇の柔軟性をつける。また唇の周りの筋肉の強化、音色の向上、など大切な練習になります。
 
 
このフィレキシビリティの練習でも最初から高音域全てが含まれるものを行うのではなく、徐々にハイCまで出てくるような練習をすべきです。
 
また、同じような「音形」で示された楽譜を使用し、何回もくり返し練習をしなくてはいけません。
 
焦らずに、出来るようになって、次に進む、ということが大切です。
 
フィレキシビリティ練習のための楽譜の一例
 
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・やさしい練習から徐々に難しい練習に。
・同じ練習を繰り返す
・出来るようになってから次へ
 
フィレキシビリティの練習後もしっかり唇を休める時間が要ります。練習にかかった時間だけは最低でも休憩を取りましょう。
 
この後の練習としては、色々あります。というのもこれから先の練習は個人でかなり違って来るからです。
 
音階練習をする人、スラーの練習をする人、リップトリルの練習の人、アルペジオの練習の人、エチュードをする人、などですね。
音域をひろげるには、ロングトーンとリップスラー、音階練習など沢山することがありますが、1つずつクリアしていくことが大切です。
また、深いブレスとブレスコントロール、シラブルの活用も大切なこととなります。
 
今日は、ナチュラルトランペットの演奏をお聴き下さい。