フラッシュモブの動画を観て思う事

query_builder 2022/04/17
ブログ

つい先日YouTubeの動画で以前観た「フラッシュモブ」の動画を見つけたので再度観て感じたことを今日はお伝えしたいと思います。

この動画のタイトルは

「少女がお金を恵んだらオーケストラの大演奏のサプライズ」というものです。



まずはこの動画をご覧ください。




演奏された曲はヴェートーヴェンの第9交響曲「合唱付き」の4楽章でした。

日本でも毎年年末に日本各地で演奏されているのでご存知かとおもいます。


今年2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻して現在も毎日のように

悲惨な戦争の現状がニュースで流れていて普通の毎日の生活が突然ミサイルや砲撃で一変した現実を知りいかに平和な日常が大切なのか、毎日の生活の中でほんの少しの思いやりや優しさが大切なのかを思い知らされていた時にこの動画を観ました。


演奏されている場所は分かりませんがおそらくヨーロッパのどこかの街の広場だと思うのですが演奏の途中から合唱が入ってきて行きかう人々も足を止め演奏に聴き入り人々の表情に笑顔があふれ子供たちも演奏に合わせ無邪気に体を動かし合唱を一緒になって歌う人もいて「これが平和なんだ!音楽のもつ力なんだ!」と思いましたし200年以上も前に現在の人々に感動を与える曲を作曲したヴェートーヴェンにも改めて感動しました!


ウクライナの人々の現状が他人事ではないと感じる毎日の中でこの動画を観ながら自然と涙が出てきて「平和」の大切さを感じた出来事でしたのでブログで報告させて頂きました。


   【ヴェートーヴェン】

1770年12月16日頃 - 1827年3月26日)は、ドイツの作曲家、ピアニスト。
音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。
その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えた。

第9番「合唱付き」はシラーの詩が用いられてることはよくご存じだとは思いますがこの第9番で歌われる詩の最初の部分についてウィキペディア(Wikipedia)よりご紹介します。


ベートーヴェンは生涯にわたってシラーの詩集を愛読したが、実際に交響曲第9番ニ短調『合唱付』作品125の第4楽章の歌詞に織り込むにあたって、3分の1ほどの長さに翻案している。
冒頭にバリトン歌手が独唱で歌う“おお友よ、このような音ではなく…”は、ベートーヴェンが自分で考えたものであり、シラーの原詩にはない。


歌詞(ドイツ語原詞・日本語)


An die Freude

O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(以上3行はベートーヴェン作詞)


Freude, schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium
Wir betreten feuertrunken.
Himmlische, dein Heiligtum!


Deine Zauber binden wieder,
(以下2行は1803年改稿)
Was die Mode streng geteilt;
Alle Menschen werden Brüder,

「歓喜に寄せて」

おお友よ、このような旋律ではない!
もっと心地よいものを歌おうではないか
もっと喜びに満ち溢れるものを
(以上3行はベートーヴェン作詞)

歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高なる者(歓喜)よ、汝の聖所に入る

汝が魔力は再び結び合わせる
(以下2行は1803年改稿)
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる